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富山県伝統の「ワクノウチ」を現代に生かす
リビングの吹き抜けには、
約100年の歳月が宿る
目を見張るほどの風格と存在感を放ちながらも、空間に懐かしさや温かい雰囲気を
創出する「枠の内(ワクノウチ)」。
「枠の内」とは、富山の大雪に耐えるため、太い大黒柱と梁などを金物を使用せずに
組み上げられた伝統的な工法のこと。現代では同じ材料での再現が困難なことから、
稀少なものとされている。
全国的に見ても家の面積が大きい富山県の古民家では「広間」を中心に各部屋が
作られている間取になっており、この「広間」は4本以上の柱と平物(指鴨居)・貫・
大引・梁によって井楼型に構造体を組上げていく工法が用いられています。
「枠の内」とは、こうした構造の造りのことをいい、高い吹抜けで、部材もその家で
最も高級なものが使われています。
井桁状に組むことで、水平方向の剛性が強いのも特徴です。
伝統工法の家には、富山県の気候風土にあった知恵がたくさん詰まっており、
それを伝承していくことは、富山県の伝統・歴史の伝承に繋がります。
また、長い年月を過ごしてきた木材の深い味わいと木の持つ暖かみは、私たち
日本人に癒しを与えてくれます。
長年家族とともに時を刻んできた「枠の内」。
次の新居でもまた一緒になることを家族も木も望んでいます。
「枠の内」の再生。
新居に「枠の内」をぜひ活用されませんか?
▼新築施工例>古民家
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